青春18きっぷで応挙寺へ

なんとか(少しですが)カニを食べられ、次に向かうは大乗寺(応挙寺)。


今回、数あるカニの産地の中から香住を選んだのは、円山応挙の襖絵が見たかったからです。


2019年の京都国立近代美術館円山応挙から近代京都画壇へ』を見てから、松に孔雀図を実際お寺で、配置、光加減で見たいと思っていました。


大乗寺香住駅から香美町民バス(平日のみ、拝観時間内のバスは1日3本のみ、片道150円)又はレンタサイクル、タクシーで行くことができます。


夏や秋なら城崎温泉駅からたじまわる(500円)のバスがでています。

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今回はバスが運行されていない日だったので、自転車で向かいます。



やっと来れました大乗寺
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本当は年末に来たかったんですが、豪雪で断念。

また本当なら駅からレンタサイクルで10分ちょっとですが、私は迷って30分もかかってしまいました。

観光案内所でいただく地図は手書きなので、Googleマップも併用することをお勧めします。


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ヘロヘロになりながらも到着し、参拝。拝観受付へ進みます。

800円。記帳ノートに住所と名前を書きます。


いざ見ようとすると、別の部屋に案内され、ここから見るよう言われます。

???
とりあえず山水画を見ていると、他の参拝客と案内係の方が部屋に。

ここから一緒に聞いてくださいとのことで、各部屋襖絵を仕掛けを教えてくださいました。

拝観料を払った部屋まで戻ってくると、次はあのグループに混ざるようにと言われ、まだ聞いていなかった部屋の解説を聞きました。



35分程で、一通り解説終了。
今回解説してくださった2人は個性あふれていました。これは時の運です。



10人程のグループと一緒で、ほとんど襖絵が見れなかった(各部屋6~8畳位でそんなに広くありません)ので、再度一人で回ります。

ちょうど他の参拝客がいない隙間時間にあったったこともあり、ゆっくり拝観できました。



帰りの電車でパンフレットを読んでいると、2階にも部屋があるとのこと。
口コミを確認したら、古いですが確かに2階の長澤芦雪がよかったとコメントされている方がいました。



なんてこったい。
芦雪見たかったー。
きちんと調べて、案内されなくても見れるか確認しなくてはいけませんでした。


今回見れた円山応挙の襖絵は4枚。その他は複製品で、本物は収蔵庫にあるそうです。

ネットで調べると、瑞穂に乗ると、収蔵庫も見れるツアーに参加できるようです。


せっかく香住まで行ったのにー。
大きな後悔が残ります。



次回への反省点

・収蔵庫がみれる日程、方法を確認する。
・事前に2階の部屋も見れるか、また芦雪の本物は見れるか確認する。
・口コミをしっかり読み込む。

大乗寺(応挙寺) 再訪度90%(今回の悔しさがなくなったらまた訪問します。)


今回の香住旅行目的達成50%といったところになってしまった。残念。